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自費出版の流れ

どんな準備をして、どんな形で進み、本が出来て書店に並ぶのか、自費出版の流れについて説明します。

業者に連絡する前にしておくこと

自費出版はどのように進めていくものなのでしょうか。協力出版による自費出版を例に上げます。

まずは書きたいアイデア、あるいは現在既に書いている原稿について、原稿用紙2枚程度で簡単な説明を書いてみましょう。本の内容と出版目的、どのくらいの部数をどのような体裁(サイズ等)でどれぐらいのページ数の本として出したいか、くらいのもので構いません。

これが出来たところで、自分が出せる予算を決めた上で、自費出版業者に連絡を取りましょう。

業者との打ち合わせ

インターネットや、広告などで見つけた自費出版業者に、まずは電話をして、「説明文」があることを伝えましょう、まずはそれをFAXか郵送するように言ってくる筈です。

業者は、それをもとに社内での担当者を仮決めし、次に「原稿」を求めるか、打ち合わせを求めてきます。打ち合わせは、業者の営業担当がお宅やその近郊都市まで出張する場合と、来社を求める場合とがあります。出張してもらう方が費用はかかりませんが、成約後には経費に含まれるものですのでどちらでも良いでしょう。特に、原稿を伴わないアイデアの場合は、直接会って打ち合わせを行うことは非常に重要です。

見積もりと契約

その後しばらく、業者はあなたの企画に対して、どのような書籍にすべきかの検討をします。あなたの要望を全て考えた上で、費用などの面を考えてより良い形を提案するためです。打ち合わせ、あるいは原稿を送ってから、2~3週あるいは長くても一月程度で具体的なプランを明示してきます。このときになると、どのような体裁の書籍で、どれぐらいの日数がかかって、いくらぐらいの金額がかかるのかの見積もり、ライターが必要な場合はどのような人物が書くのかなど、そのまま契約に入れる程度の内容を提示してきます。

どのような業者でも、ここまでのことは無償で行うはずです。ここまでの間で納得いかないことがあれば、その業者とは終わりにして、他の業者に廻る方が良いでしょう。

契約を交わす上で、ローンなどを用いる場合は、審査期間が必要となります。また、全ての代金を契約時に支払う場合も多いので、金銭面は特に納得いくまで打ち合わせをしましょう。

入稿から完成まで

無事、契約ということになれば、あとは基本的には業者の指示に従った上で、原稿を収め、途中の作業報告に対して適時チェックを入れていけば完成まで至ります。

特に重要なのは、最終校正です。原稿の編集が済むと、業者は簡単な印刷物の状態(ゲラ)で、一度あなたのチェック(著者校正)を入れます。このとき、間違いや誤脱字に見落としがあると、そのまま出版されてしまうので注意してください。また、もしこの段階で気に入らない事があれば何でも言うようにしましょう。大きな変更は出来ない場合が多いですが、校正を過ぎてしまうと、もう修正は出来ません。

著者校正が済むと、あとは印刷され、あなたの手元に届くことになります。販売サービスを受ける場合には、一部は問屋を通して書店に並びます。

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