同じ仕様で比較する
200ページの本と160ページの本、編集を含む案と印刷だけの案では、金額の差だけから判断できません。比較する会社には、同じ原稿状態、判型、ページ数、部数、販売希望を伝えます。
未定の仕様がある場合は、各社が何を前提に見積もったかを残しましょう。提案された仕様が自分の目的に合うなら変更してかまいませんが、変更後の条件でも総額を比べ直すことが大切です。
編集・校正・デザインの範囲を聞く
「編集付き」「校正付き」という言葉だけでは作業内容は分かりません。誤字の確認、表記の統一、文章の書き直し、章立ての提案など、どこまで担当するかを具体的に聞きます。
表紙は提案数と修正回数、本文は図表の配置や写真加工の範囲を確認してください。過去の制作物を見るときは、近いジャンルの本を選び、紙面の読みやすさや仕上がりを実物で確かめましょう。
追加料金が発生する場面を確かめる
ページ増、写真の追加、大幅な文章変更、校正回数の追加、納品先の分割などで費用が変わることがあります。変更を頼む前に追加見積もりを出してもらえるかも、確認事項です。
「一式」の内訳が分からないときは、含まれる作業と含まれない作業を一覧にしてもらいます。税、送料、保管料、販売支援費が総額に入っているかも見落とさないようにしましょう。
販売の説明を具体的にする
注文を受けられる状態にすること、特定の書店へ本を送ること、売り場に継続して置くことは別です。配本の対象、期間、返品の扱い、売上報告、著者への支払条件を確認します。
販売数を確約するような説明があれば、その条件と根拠を文書で確かめてください。原稿を評価されたことと、読者に購入される見込みも分けて考えます。
契約終了後のことも話しておく
増刷の費用、契約の期間と更新、終了時の在庫、印刷用データの提供範囲を確認します。著作権や出版に関する権利は、呼び方だけで判断せず、契約条項を読んで不明点を質問しましょう。
依頼先を決める前に、質問への回答が具体的か、説明が見積書や契約書と一致しているかを見直します。急いで申し込む必要があると言われても、条件を理解するための時間を取りましょう。
BEFORE YOU DECIDE
契約前の確認リスト
確認できた項目にチェックを付けて、相談の準備に使えます。
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