約55万円
B6/200ページ/本文モノクロ/ソフトカバー
手書き原稿、簡単なレイアウト、簡易編集、装丁デザイン依頼、校正刷り2回。流通なし。
01 / THE BASICS
自費出版とは、著者が制作費の全部または一部を負担して、自分の本を出版する方法です。
家族に残す自分史、書きためた小説や詩、研究や仕事の知識。広く販売する本だけでなく、大切な人に贈る少部数の本も作れます。
一般に出版社が費用を負担して企画を選ぶ商業出版と異なり、著者の目的から計画を立てられるのが特徴です。一方、制作費、在庫、販売の見通しを自分でも考える必要があります。
「共同出版」「協力出版」といった名前だけでは条件を判断できません。誰が費用を負担し、どこまで支援を受けられるかを確認することが、納得できる出版への第一歩です。
メリットと気をつけたいこと02 / COST & BUDGET
費用を左右するのは、ページ数や部数だけではありません。手書き原稿を入力するのか、文章の編集を頼むのか、写真をカラーで載せるのか、販売も依頼するのかで、必要な作業が変わります。
以下は運営会社が公開している見積もり例です。金額と合わせて仕様を確認し、ご自身の希望との差を整理してください。
約55万円
手書き原稿、簡単なレイアウト、簡易編集、装丁デザイン依頼、校正刷り2回。流通なし。
約53万円
テキスト原稿、簡単なレイアウト、既製型の装丁、校正刷り2回。Amazonで販売。
約70万円
手書き原稿、スキャニング13点、レイアウト、装丁は著者が制作、校正刷り2回。Amazonで販売。
出典:運営会社「お手軽出版ドットコムの見積もり例」(2026年9月5日確認)。条件の異なる公開例であり、一律の相場や今回の確定料金ではありません。掲載元に税込・税別の明示がないため、税・送料・最新の条件は個別の見積もりでご確認ください。
部数を増やすと単価が下がっても、支払いと在庫は増えます。配る相手と販売する分を分けて数え、売上に頼らず負担できる予算で計画しましょう。費用を抑える6つの見直しポイント
03 / FIND YOUR WAY
誰に何を頼むかと、どの形で届けるか。二つに分けると選びやすくなります。
編集から相談したい場合は出版支援サービス、本文と表紙の完成データがある場合は印刷会社も候補です。PODや電子書籍は作り方の選択肢で、出版社への依頼と組み合わせることもできます。
| 選択肢 | 向いている状況 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 出版社・出版支援 | 編集から販売まで相談したい | 基本料金に含む作業と修正回数 |
| 印刷会社への依頼 | 本文と表紙の完成データがある | 入稿仕様と販売支援の有無 |
| POD | 販売用の在庫を抑えたい | 選べる仕様・1冊の原価・販売先 |
| 電子書籍 | デジタルで読者に届けたい | 表示形式・対応端末・配信条件 |
同じ呼び方のサービスでも内容は異なります。作業の範囲、販売先、原稿やデータの扱いを見積もりと契約で確認しましょう。
04 / FROM WORDS TO A BOOK
準備、相談、編集、校正、印刷、そして読者のもとへ。
目的・読者・原稿を整理
仕様・費用・担当を確認
本文と表紙を整える
紙面を読み、最終確認
決めた仕様で本を作る
納品を確認し、読者へ
原稿が完成していなくても、目次、文字数の見込み、写真の点数があれば相談を進めやすくなります。完成までの期間は仕様と作業範囲によって変わるため、希望日から逆算して日程を組みましょう。
特に大切なのは、印刷へ進む前の最終確認「校了」です。誤字だけでなく、人名、数字、目次、写真の説明、表紙、奥付まで読み直す時間を確保します。校正の確認手順も参考にしてください。
05 / EVERY BOOK HAS A STORY
読んでほしい人と、残したいものから考えてみましょう。
MAKE IT YOUR OWN

START WITH YOUR WORDS
最初から、きれいな本の形でなくても大丈夫。
目次を作る。写真を集める。読み手を想像する。
いまの原稿から、一つずつ準備を始めましょう。
06 / CHOOSE WITH CONFIDENCE
広告や料金の安さだけで決めず、どこまでの作業を、誰が、何回行うのかを確認します。編集の範囲、表紙の提案数、校正回数、追加料金が分かれば、提案を具体的に比較できます。
販売する場合は、書店で注文できることと店頭に並ぶことを区別します。返品や保管料、売上の報告方法、契約終了時の在庫とデータの扱いまで話しておくと、完成後の計画も立てやすくなります。
判型・ページ数・部数・作業範囲を揃える。
税・送料・追加修正・保管や販売の費用まで。
権利・データ・在庫・更新と終了の手続き。
07 / QUESTIONS & ANSWERS
費用は、原稿の状態、判型、ページ数、カラー、部数、編集やデザイン、流通の範囲で変わります。一律の相場だけで予算を決めず、同じ仕様の見積もりを比べましょう。当サイトの費用ページでは、運営会社の公開見積もり例と、その前提となる仕様を紹介しています。
費用の実例と内訳原稿の完成度、編集の範囲、校正の回数、印刷・製本の仕様によって異なります。原稿の提出日と、著者が確認して返す時間も含めて日程を組みましょう。記念日など使う日が決まっている場合は、相談時に伝えてください。
出版の流れを6段階で見る少部数印刷やPODに対応したサービスがありますが、最少部数と選べる仕様は依頼先によって違います。ISBNは部数だけで判断せず、販売・頒布先に必要なコードを確認します。取得しただけで書店販売が始まるわけではありません。
少部数とPOD書店で注文できる状態になることと、店頭に陳列されることは異なります。サービスが対応する販売先、配本、陳列の条件、期間、返品の扱いを具体的に確認しましょう。書店流通を依頼しても販売数が保証されるわけではありません。
販売・流通の仕組み原稿の状態に応じた相談ができます。目次、現在の文字数、完成時の分量の見込み、写真の点数、希望時期をメモにしておくと、必要な作業や予算を検討しやすくなります。
原稿のまとめ方利益が出るかは制作費、実際の販売数、1冊ごとの受取額や費用によって変わり、保証はできません。定価×部数を利益と考えず、手数料、印刷費、送料、返品などを含めて計算してください。
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