想いと知識で、本はできる。JIHI SHUPPAN GUIDE

自費出版で、
想いを一冊に。

書きためた言葉。誰かに残したい記憶。
その一冊を、納得できるかたちで。

自費出版の費用、方法、出版の流れから
依頼先の選び方まで。
本づくりの疑問を、一つずつほどきます。

はじめての自費出版を知る →

01 / THE BASICS

自費出版とは?
自分の想いを、
自分の目的で届ける。

自費出版とは、著者が制作費の全部または一部を負担して、自分の本を出版する方法です。

家族に残す自分史、書きためた小説や詩、研究や仕事の知識。広く販売する本だけでなく、大切な人に贈る少部数の本も作れます。

一般に出版社が費用を負担して企画を選ぶ商業出版と異なり、著者の目的から計画を立てられるのが特徴です。一方、制作費、在庫、販売の見通しを自分でも考える必要があります。

「共同出版」「協力出版」といった名前だけでは条件を判断できません。誰が費用を負担し、どこまで支援を受けられるかを確認することが、納得できる出版への第一歩です。

メリットと気をつけたいこと

02 / COST & BUDGET

自費出版の費用は、
「どんな本を作るか」で変わります。

費用の内訳を詳しく見る

費用を左右するのは、ページ数や部数だけではありません。手書き原稿を入力するのか、文章の編集を頼むのか、写真をカラーで載せるのか、販売も依頼するのかで、必要な作業が変わります。

以下は運営会社が公開している見積もり例です。金額と合わせて仕様を確認し、ご自身の希望との差を整理してください。

自分史100部

約55万円

B6/200ページ/本文モノクロ/ソフトカバー

手書き原稿、簡単なレイアウト、簡易編集、装丁デザイン依頼、校正刷り2回。流通なし。

詩集200部

約53万円

四六判/160ページ/本文モノクロ/ハードカバー

テキスト原稿、簡単なレイアウト、既製型の装丁、校正刷り2回。Amazonで販売。

絵本300部

約70万円

B5/24ページ/本文カラー/ハードカバー

手書き原稿、スキャニング13点、レイアウト、装丁は著者が制作、校正刷り2回。Amazonで販売。

出典:運営会社「お手軽出版ドットコムの見積もり例」(2026年9月5日確認)。条件の異なる公開例であり、一律の相場や今回の確定料金ではありません。掲載元に税込・税別の明示がないため、税・送料・最新の条件は個別の見積もりでご確認ください。

01原稿・編集入力、構成、校正
02本のデザイン本文、表紙、図版
03印刷・製本紙、カラー、部数
04お届け・販売送料、保管、流通
費用を考える4つのまとまり。枠の大きさは費用の割合を示すものではありません。
予算を考えるときは、1冊の単価より「総額」を。

部数を増やすと単価が下がっても、支払いと在庫は増えます。配る相手と販売する分を分けて数え、売上に頼らず負担できる予算で計画しましょう。費用を抑える6つの見直しポイント

03 / FIND YOUR WAY

自分に合う、出版方法を選ぶ。

方法の違いを詳しく読む

誰に何を頼むかと、どの形で届けるか。二つに分けると選びやすくなります。

編集から相談したい場合は出版支援サービス、本文と表紙の完成データがある場合は印刷会社も候補です。PODや電子書籍は作り方の選択肢で、出版社への依頼と組み合わせることもできます。

依頼先と作り方の選択肢
選択肢向いている状況確認したいこと
出版社・出版支援編集から販売まで相談したい基本料金に含む作業と修正回数
印刷会社への依頼本文と表紙の完成データがある入稿仕様と販売支援の有無
POD販売用の在庫を抑えたい選べる仕様・1冊の原価・販売先
電子書籍デジタルで読者に届けたい表示形式・対応端末・配信条件

同じ呼び方のサービスでも内容は異なります。作業の範囲、販売先、原稿やデータの扱いを見積もりと契約で確認しましょう。

04 / FROM WORDS TO A BOOK

原稿から一冊になるまで、6つのステップ。

各工程で行うことを読む

準備、相談、編集、校正、印刷、そして読者のもとへ。

  1. 01

    準備

    目的・読者・原稿を整理

  2. 02

    相談・見積もり

    仕様・費用・担当を確認

  3. 03

    編集・デザイン

    本文と表紙を整える

  4. 04

    校正・校了

    紙面を読み、最終確認

  5. 05

    印刷・製本

    決めた仕様で本を作る

  6. 06

    お届け・販売

    納品を確認し、読者へ

自費出版の基本的な制作工程。作業範囲や順序は依頼先・仕様によって変わります。

原稿が完成していなくても、目次、文字数の見込み、写真の点数があれば相談を進めやすくなります。完成までの期間は仕様と作業範囲によって変わるため、希望日から逆算して日程を組みましょう。

特に大切なのは、印刷へ進む前の最終確認「校了」です。誤字だけでなく、人名、数字、目次、写真の説明、表紙、奥付まで読み直す時間を確保します。校正の確認手順も参考にしてください。

MAKE IT YOUR OWN

知ることから、
あなたの一冊の準備へ。

原稿を順番に並べて整理する手元
原稿を整理するイメージ

START WITH YOUR WORDS

まだ途中の原稿にも、
できることがあります。

最初から、きれいな本の形でなくても大丈夫。
目次を作る。写真を集める。読み手を想像する。
いまの原稿から、一つずつ準備を始めましょう。

原稿のまとめ方を読む

06 / CHOOSE WITH CONFIDENCE

後悔しない依頼先選びは、
「確認すること」から。

会社選びを詳しく読む

広告や料金の安さだけで決めず、どこまでの作業を、誰が、何回行うのかを確認します。編集の範囲、表紙の提案数、校正回数、追加料金が分かれば、提案を具体的に比較できます。

販売する場合は、書店で注文できることと店頭に並ぶことを区別します。返品や保管料、売上の報告方法、契約終了時の在庫とデータの扱いまで話しておくと、完成後の計画も立てやすくなります。

01

同じ条件で比較

判型・ページ数・部数・作業範囲を揃える。

02

費用の範囲を確認

税・送料・追加修正・保管や販売の費用まで。

03

契約終了後まで確認

権利・データ・在庫・更新と終了の手続き。

契約前の確認リストを使う

07 / QUESTIONS & ANSWERS

自費出版の、よくある疑問。

18件の質問を見る
Q.自費出版には、いくらかかりますか?

費用は、原稿の状態、判型、ページ数、カラー、部数、編集やデザイン、流通の範囲で変わります。一律の相場だけで予算を決めず、同じ仕様の見積もりを比べましょう。当サイトの費用ページでは、運営会社の公開見積もり例と、その前提となる仕様を紹介しています。

費用の実例と内訳
Q.相談してから本ができるまで、どれくらいかかりますか?

原稿の完成度、編集の範囲、校正の回数、印刷・製本の仕様によって異なります。原稿の提出日と、著者が確認して返す時間も含めて日程を組みましょう。記念日など使う日が決まっている場合は、相談時に伝えてください。

出版の流れを6段階で見る
Q.少部数だけ作れますか? ISBNも付けられますか?

少部数印刷やPODに対応したサービスがありますが、最少部数と選べる仕様は依頼先によって違います。ISBNは部数だけで判断せず、販売・頒布先に必要なコードを確認します。取得しただけで書店販売が始まるわけではありません。

少部数とPOD
Q.書店流通を頼むと、必ず店頭に並びますか?

書店で注文できる状態になることと、店頭に陳列されることは異なります。サービスが対応する販売先、配本、陳列の条件、期間、返品の扱いを具体的に確認しましょう。書店流通を依頼しても販売数が保証されるわけではありません。

販売・流通の仕組み
Q.原稿が完成していなくても相談できますか?

原稿の状態に応じた相談ができます。目次、現在の文字数、完成時の分量の見込み、写真の点数、希望時期をメモにしておくと、必要な作業や予算を検討しやすくなります。

原稿のまとめ方
Q.自費出版で利益を出せますか?

利益が出るかは制作費、実際の販売数、1冊ごとの受取額や費用によって変わり、保証はできません。定価×部数を利益と考えず、手数料、印刷費、送料、返品などを含めて計算してください。

価格と収支の計算例

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